月と太陽

月を見上げ太陽と遊ぶyoginiの日常

本気を出す

痛みを感じたら、ただそれを観る。

感情を乗せずに、じっとそれを観る。

それから、そっと息を吐いて痛みを手放す。


手放すって、とってもこわい事。
不快な感情、不毛な関係、終わらない苦しみ、解決に向かわない悩み。自分を失う訳じゃないのに、自分の生きてきた履歴が消える訳じゃないのに、不幸と思うことすら握りしめてしまって手放せない。

そっと、掌を開けばいいのに。そっと、荷物を置けばいいのに。
それはカサブタが剥がれるみたいにヒリヒリするし、痛くて涙が出るかも知れない。それでも傷は癒えるし、涙をふいてくれる誰かのあたたかい手がある。

ずっとこわくて、全て消えて失くなってしまいそうで負の感情も何もかも握りしめていたけれど。
手放すって、潔く本気を出す事だと私なりに腑に落ちたら、誰がどう思うとか、他人がこう言うとか、そんな事は自分の本気の前では何でもない事だって思えてきて肚をくくったら、不安な気持ちがだんだん小さくなっていく。

また、散らかってしまうかも知れないけどスッキリきれいに全てさっぱり無くしたらひとつだけ残った、あの人を想う気持ちが観えた。