雨を回避しながら歩く。
寄り道しながら、雨やどりしてごはんを食べて外に出たらプールみたいな水たまり。
梅雨なのに雨が降らなかったら晴れてばっかりだと言うし、雨が続くと晴れて欲しいと言う。
似つかわしくないオフィスビルで、ホラー的な日本昔話しみたいな話しを聞く。
やっぱり自然や、目に見えないものにはかなわない。私は私の出来る事を。
私たちは私たちなりに自然や人間に対する愛情を持ち、敬意を払って慎ましく暮らしていけたら。
そんな事を思いながらも、雨がひどくてみんな帰されてあの子とふたりの留守番。
目に余り、厳しい事を言っちゃう。
明日教えて欲しい事がある、って帰り際に言うけど答えなんて教えない。自分で考えたもの、持ってきて。
無責任なボスは無責任に「頼むよ、アイツのこと」なんて言ってくる。私を否定してたよね?つい、この前ふたりで話すまで。
雨はどんどん降ってやまない。いろんなもの、洗い流してくれたらいいのにね。私のダークな部分も全部キレイにして欲しい。